相変わらず怖ろしく長い、旅日記１日目。
★朝、とんでもなく早起きして、Ｈらさん乗車のちょっと手前の駅に車を停める。
もっこもこの冬装備で、真っ暗な中、電車に乗って東京駅へ。途中、Ｈらさんと合流。
★新幹線に乗る前に、朝ごはんを調達。今回はパンにしてみました。浅野屋でサンドイッチを買い込んで、新幹線に乗車。もりもり食べつつ、一路京都へ。
★岐阜あたりから雪。京都駅も雪。‥‥雪でした！ うそーん！
駅を出てホテルのクロークに荷物を預け、地下鉄の１日券を買って、地下鉄で相国寺へ。
相国寺は冬の特別拝観１軒目。ちょうど団体さんがゾロゾロ～っと入っていったところだったので、ガイドのおじさんが『あっちから回りなさいよ』と言ってくれて、すいていた開山堂から見せて頂く。
★「冬の旅」は初めてだったのだけど、この企画は実にこまめにガイドさんがついてくださる。確かに、たとえばこの開山堂で、ずらりと並んだ開山にまつわる方々の像を見ても、並んでいるだけでは良くわからない‥‥ので、色々解説が付くと『ははぁ～、なるほど』となるわけで。
このガイドさんたちはどこに行っても、皆、素晴らしかった。ＳＫＹ観光ガイドボランティア、という団体のガイドさんなんだけど、みんなシニアボランティア なのですって。で、皆、専門家ではないけれど、自分なりに勉強して知識を深めて、自分がガイドする場所を深く理解しようとしていて、自分で消化した言葉で 解説をしてくれる。だから、わかりやすくて面白い。ガイドさんたちが居るなら、またこの『冬の旅』に来たい！と思っちゃったわけです。ホントにまた冬、寒 いのに来たいですもん。
★そんなわけで、開山堂から。
建物は恭礼門院の黒御殿を移築したものなのだそうで、大層立派でした。いろんなところに菊の御紋が‥‥。そして、ここの襖絵と杉戸絵が、応挙なんですねぇ～。あらあら、こんなに間近で見られちゃうのね！て感じです。お尻のプリプリした子犬が愛らしー！ 芭蕉図もよかった。お庭が枯山水で、実に見事なんですが、その向こう側には昔、本当の水が流れていたそうで、その水が流れていた時も見てみたかったな、と思い浮かべながら拝見しました。
★お次は法堂。
お楽しみの蟠龍図とのご対面。狩野光信筆だそうです。色がフレッシュに残っています。チャーミングで個性的なお顔。かなり気に入りました！
鳴いて欲しくて、やっきになって手を叩けど、鳴かず‥‥。以前ＴＶで見た時は、拍子木を叩いて音を出していたんですが、それはそれはもの凄い鳴きっぷりで、あの龍の鳴き声を聞けたら素晴らしかろうと思ったわけです。やっぱり難しいのね。
★今度は塔頭の瑞春院へ。相国寺の敷地内にありました。
ここは水上勉の『雁の寺』のモデルになった寺、というので有名なのだそう。ここでもガイドさんの話が面白かった！ 不思議な話なども聞きつつ、お庭へ。
このお庭が良くてねぇ。お天気が悪かったのが残念だったんですが、あの庭は素敵だ！ そしてときめいたのが水琴窟。ものすごく澄んだ音色でありました。偽 水琴窟を聞いたことはあったけど、正しい（？）水琴窟の音を聞くのは初めてかなぁ。竹筒に耳を当てて、じっと聞きました。
書院の窓（火灯窓というのだそうな。あの、上の方がソフトクリーム的になってる窓）から外が見えるのがえらい素晴らしくてですね。もっと見ていたいんだけど、ガイドさんはどんどん進んでいくから取り残される‥‥ありゃー。それが結構惜しい。まあ、居残れば、また次のガイドさんが来るので、残っていてもいいのでしょうけど。次はマイペースに居てみたいと思います！
★お寺を出て、お昼。パパジョンズに寄りました。月替わりのケーキ「日本酒とあずきのチーズケーキ」と「カフェパパジョンズ」を頂く。やっぱりおいしいなぁー。
★ひとまずホテルに戻って、しばし部屋でのんびり支度。
また地下鉄に乗ってＫＢＳホールへ。
★ＫＢＳホールは駅から遠くて、周りは何も無かった‥‥。そして始まるまでの間、ウロウロしていたらとてもラッキーな出来事とかもありつつ、ＢＵＭＰのラ イブを楽しんできました！ すっごく狭くて、とっても近かった！ そしてセットリストも最高！ 楽しいライブでした！ でもって、寒かった‥‥。
★地下鉄で移動して、前回ハマッた『cafe bibliotic Hello！』へ。なんとなくうっすら覚えていた住所をたよりに、ヨロヨロと向かったら、なんとか発見。
またカレー食べちゃった♪ 美味しいッス！ いえー。
帰りは奮発して（つーか、ヨロヨロしてたし）タクシーでホテルまで。
１日目はこれにて終了。
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