明けてからだいぶん経ちますが、本年もどうぞよろしくお願いします。
年末はカウントダウンジャパンに行ってきました! その記事は、またいずれ。新人のエンジンも無事にかかり、ちゃんと帰れましたぞ! あれから1年経つのですなぁ。新人の保証期間切れ前に、と12ヶ月点検の予約もしました。来週行ってきます。ウチまで車を取りに来るって言われたけど、50kmも離れたお店から来て貰うのに抵抗があって、ついつい『ダイジョブです、持って行きます!』って言ってしまった‥‥遠いディーラーで買っちゃったのよねぇ。つーか、ディーラーとの距離感がわからないというか、なんというか‥‥あんまり親切にされるとどうしていいのか。あと、待たせてる間のテーブルに、お茶と一緒に『ラグジュアリー』を連呼する女性誌を置いて行かれても、どうかと‥‥年齢層的にはあってますけど、ソレを読むように見えるとしたら、心底驚くんですけど。だったらCGとかENGINEとか置いて行かれる方がいい‥‥。つーか、雑誌は持ってこなくてイイ‥‥。
ついでなので、1年前のワタクシの心の動きを、書いてみようかと思います。
とても長いです。
興味のある方は、以下。
最初に具合が悪くなったのは、思えば2008年の夏、ひたちなかに行った時なのかも。行きの早朝、コンビニに寄った後、エンジンがかからなくて。バッテリーが上がったと思って、ローソンの店員さんにジャンピングしてもらったら運良くエンジンがかかりまして。その時はバッテリーが弱ってるだけなんだろうと、全然意識してなかったんだけど、今考えたらあの時も、セルを回してもキュルキュル言わなかった気がする‥‥。結局、帰宅後にバッテリーを新品に交換して終了。K自動車商会さんに行ったけど、いつもの兄さんじゃなかったので、特に相談もせず、いきなりバッテリーだけ積み替えてしまった‥‥。
次が秋。安曇野から帰りの夜、どうしても眠くって、八王子の石川PAに寄ったのです。数十分ほど仮眠をとって、エンジンかけたらかからなーい! バッテリー替えたはずなのにおかしいな‥‥とJAFを呼んだら、やっぱりバッテリーじゃない。スターターモーターの故障かも、と言われたわけです。
今思い出してもこの日は散々で、ディーラーか修理工場に置いて帰るにしても、夜遅いからレンタカー屋もやってないし、遠いもんだから終電間に合わないし、自力で帰れないし、次の日仕事だし、泊まって帰るわけにも行かないし、本当にどうしていいかわからなくて、途方に暮れて、泣きたくなって、ちょっとおかしくなっちゃったんですね。
JAFの人に『江東区の工場だったら、真夜中でも預かってくれるところを知ってる。代車も借りられる』と言われ、車載で運んでもらう決断をし、車載トラックの運転手さんに『だったら家まで帰れば? 通るルートによっては、大して変わらないよ?』と言われ、短時間の間に大きな決断をたくさん迫られ、頭は完全にパンクして、結局『もう、おうちに帰りたい‥‥』と家まで運んでもらいました。5万円以上かかりました。夜中の2時半、家の前で車載から降ろしたら‥‥エンジンかかりました。なんすか、このオチ。
更にオチが付くことに、数ヶ月後、K自動車商会さんに『保険会社に連絡してみたら?』と言われて知ったこと。私の自動車保険にはロードアシストが付いていて、保険を通してJAFで運んでもらえば、10万円までは無償だった‥‥! なぬー!? 5万円は帰ってきません‥‥ううう。ロードアシストといえばJAF(というか、あの時は安易に考えていたので、JAFにいきなり連絡してしまったのです‥‥)という考えを改めねば! まず保険会社! それからJAF会員であることを告げるべきであった! 学びました。時既に遅しですが、学びました。
まあ、ともかく数日後、K自動車商会さんに持っていったけど、『症状が現れてないと、診断は難しい』とのこと。やっぱり『多分、スターターモーターの故障』と言われたけど(車載に揺られてたりすると、モーターの中のギアが動いてかかるようになる事があるらしい)、毎日止まる訳じゃないから、また症状が出たら‥‥という話になったわけです。で、「八王子から持って帰った」と話をしたら、もう遠出はするなと。県内なら何とかするから、止まったら置いて帰ってこいと。
しょんぼりしながら、近場をそろりそろりと走っていた年末。悪夢のような、悲劇のような話が‥‥。カウントダウンが終わって、『あけましておめでとう2009』!という明るい年明け、メッセの地下駐車場に停めておいた坊は、帰ろうとキーをひねっても、ウンともスンともいいませんでした‥‥。何でこのタイミング!? うそでしょ!?
時間は真夜中。場所は地下。お正月で修理工場は開いてない。つーか、まずはここから出ないと‥‥と電話をかけようとしたら、ここは地下! 極寒の中(そしてGLAYファンにジロジロ見られる中!)階段を出た外でJAFに電話をし、閉鎖された駐車場入口を係の人に開けてもらい、入ってきたJAFの車は小さい車‥‥(地下だから、レッカーは入れないので小さいので来た)。お兄さんはモーターをガンガンぶん殴って、私はガチガチとセルを回して(正しい対応です)、必死でやったけど、やっぱりかからず。お兄さんは基地に戻って応援と車両を連れてきてくれて、牽引で地下から出した後、レッカーに載せて、Hらさん宅の駐車場(当日一緒にCDに行っていて、一緒に実家まで帰る予定だった‥‥メッセから数kmしか離れてなくて、空いていたので停めさせてくれたのです。感謝感謝でした)に入れて。その間、数時間。もうすぐ明け方、という時間に、ようやくJAFさんは帰って行かれたのでした(距離がないので、無料)。お兄さんズにも感謝です。良くしてくれました。
レッカーに揺られて、かかるようになったかな?とエンジンかけたけど、かからず。数日置かせてもらうことにして、電車が動くまで待って、朝、JRに乗って帰宅。数日間車無しで過ごし、新年5日。営業を始めたK自動車商会に電話をかけて、経緯を説明し、幕張からここまで運んで欲しいんですけど‥‥と話をしたら、『保険のロードサービスが付いてるなら、それで運んでもらったら?』と言われて、その事実に気付いたわけです。なんと無料ですと!? つーか、お正月、夜のうちに無料で家まで帰れたって事!? つーか、あの安曇野の5万円は払わなくて済んでたであろうってこと!? 結構ショックだったんですけど、そのショックにギリギリ耐え、幕張まで行き、車載トラックと待ち合わせるべくHらさん宅駐車場に行き、『かかったりして』とエンジンをかけたら、案の定『かかりますけど、何か?』みたいな勢いでエンジンがかかった、と。
その後は、『もう近くまで来てるんですけど』という車載トラックのお兄さんに「あのー、自走で帰れる状況になっちゃいました‥‥」と断りの電話を入れ、保険会社に「そんなわけで、サービスを受けないで帰ります」と連絡をし、ノンストップ(1回エンジンがかかれば、止めない限り平気)でK自動車商会に行ったら『やっぱり動いちゃってるとわからないよねー』と言われたわけなんであります。もう、どうしたらいいのやら。
なんで数日放置しただけで、かかるようになるのか。かからなくなる時は、大体高速でぶっ飛ばした後、止まっている気がする、と感じていたのだけれど、因果関係はわからず。修理する場合は、スターターモーター、セル、ミッションのスイッチ、それから他に後回しにしていた修理箇所云々を合わせて数十万の修理代にふくれあがることがわかってしまった、というのが結末です。
数十万のお金を払って坊に乗り続けるか、数十万を頭金にして違う車に乗り換えるか。
この選択で、この数ヶ月、坊に振り回され続けた私は、坊を諦めてしまった。今でも、この選択が合っていたのか、間違っていたのか解らない。解らないけど、あの時は疲れ切っていて、心が折れた。でも今振り返ると、自分の知識のなさが自分の首を絞めただけで、坊は何も悪くない。でも、やっぱり坊を維持していくお金を考えると(長く乗るなら塗装も直したかった)、そんなに裕福でない私は、坊の修理代の為だけに働かなければいけないことになる。潮時だったのかな、と思うことにしました。私のお嬢、坊っちゃんと2台続いたGOLF2ライフも、とうとうおしまいなんだと。
さして乗りたい車があるわけでなし、新人選びにはだいぶ悩みましたが(当初、GOLFを買う気はさらさら無い!とK自動車商会の兄さんに豪語していた‥‥ついでに言うと、「赤にこだわるつもりはないけど、紺だけは嫌! 絶対嫌!!!」と断言していた‥‥)、結局は「あれなら乗ってもいいかも」と思った車は、よく見たらGOLFだった、と。通りすがりのディーラー(地元のディーラーは、昔酷い目にあったので行きたくなかった!)で、U井さんが親切にしてくれたから、たまたま今、あの車に乗っています。新人はGOLF4で、’02年式。8年前の車にしては距離が少なくて、シートの状態も良好で、塗装もキレイで、無駄にセレブだった‥‥(無駄に最上級モデルのGTXだが、ならGTIの方が良かった‥‥というのが正直なところ。でもレカロの皮シートとシートヒーターは良い!)。400000kmも走ってないものを、100万円で購入。先日私が50000km突破させましたけど。ディーラーでは「走り過ぎ」ムードの反応でしたが、私としては、これでもあまり走ってない方だと思うんですけど。何はともあれ、もう、こうなったら『GOLF乗り』人生を進んでいきますか! 実際、乗りやすくて馴染むし!
というわけで、これからも新人のことをどうぞよろしく。
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